2022.11.23 バレーボール部ACSIS報告
バレーボール部では、9月から11月にかけて、
【男子キャプテン 小坂 宙】
初めての公式戦への挑戦で、悔しい試合もありましたが、
【女子キャプテン 鈴木 愛梨】
初めての対外試合で、
多くの人々に支えていただいたことを忘れずに、
私たちバレーボール部は、放課後に毎日活動を行っています。
毎年9月から10月に行われるACSISバレーボールリーグ戦を最大の目標に、学校の体育館やウェストコーストパークで練習しています。
バレーボール部では、9月から11月にかけて、
【男子キャプテン 小坂 宙】
初めての公式戦への挑戦で、悔しい試合もありましたが、
【女子キャプテン 鈴木 愛梨】
初めての対外試合で、
多くの人々に支えていただいたことを忘れずに、
バレーボール部では、5月11日(水)・14日(土)の2日間にわたって、ICSと対外試合を行いました。
3年生にとっては初めての対外試合でしたが、必死に声をかけ合ってボールをつなぎ、コート外の選手も応援で声を枯らしながら、全員バレーで戦いました。 男女ともに、これまでコロナ禍の各種規制の中でなかなかチーム練習を重ねることはできませんでしたが、各自が個人練習に取り組むことで、基礎・基本の徹底に励んできました。 試合では、最初のセットこそボールのつなぎにぎこちなさが見られたものの、セットを重ねる毎に連携がスムーズになり、チームとしてひとつになっていく姿を見せてくれました。
結果としては、男子は1-3&2-3で、女子は0-3で力及ばず負けてしまいましたが、最後の最後までボールに食らいつく姿勢は、後輩たちや観客全てに感動を与える素晴らしい試合でした。 3年生女子の皆さんはこれで引退となりますが、これまで本当にお疲れ様でした。
コロナ禍であっても腐ることなく、いつも前向きに練習に励んできた真摯な姿は、これから後輩たちが受け継いでいきます。
バレーボール部では、4月22日(木)・27日(火)
9月から11月の約2ケ月に渡り、1・2年生主体の新チーム(2年生男子4名、女子4名、1年生男子5名、女子8名の合計21名)で、ACSISリーグDivision1に参戦しました。昨年度、男女共にDivision2での優勝を達成し、今年度は初のDivision1入りを果たすことができました。
よりレベルの高い試合が続くことが予想される中、今年度の目標は女子「Division1で優勝」、男子「Division1でのメダル獲得(3位以内入賞)」としました。
強豪インター校を相手に勝利を重ねることは容易ではありませんでしたが、男子チーム、女子チームが互いにサポートしながら、段々と、早稲渋バレー部としての一体感を高めていくことができていました。特に、男子チームは、シーズン前半、最初の2セットを取ることができても勝ち切ることがなかなかできず、連戦連敗が続いてしまいました。一方、女子チームは、初戦で勝利を収め勢いに乗ることができましたが、シーズン中盤でDivision1上位常連校相手には惜しくも敗北し、改めてDivision1の高い壁を感じました。しかし、シーズン後半に向けて、バレー部全体で「勝とう」という強い気持ちを、日々の厳しい練習から感じられるようになり、その成果あって、最終戦は男女共に勝利で締めくくることができました。
シーズンを終えて、結果は、男子チーム5位/8チーム中、女子チーム4位/8チーム中、となりました。目標としていたメダル獲得が叶わず、悔しい思いは残りますが、どの試合も精一杯戦い、技術的にも精神的にも大きく成長できた2ケ月となりました。
ACSISリーグ戦中は、ホームアウェイとに関わらず、多くの保護者の方々、早稲渋生、先生方から大きな声援を送っていただきました。部員たちはその声援を力に変え、Division1でも勝利を飾ることができました。心より感謝申し上げます。
来年はDivision1での更なる好成績を目標に、日々の練習に邁進していく所存です。今後とも、ご声援よろしくお願いいたします。
〈女子部長〉
年に一度しかないこの大きなリーグ戦。全試合を終えて結果発表を聞いた時、最初に感じたことは「悔しい」でした。私たちはACSISで優勝することを目標に日々練習してきましたが、メダルすら獲得することができませんでした。しかし、私たちはこのリーグ戦を通してチーム力がとても向上しました。試合を重ねるうちに「ボールを落とさないようにしよう」という気持ちが一人一人プレーに出ていて、接戦の時など苦しい場面もありましたが全員でそれを乗り越えることができました。Division1の壁は高かったですが、このメンバーで戦うことができてとても良かったです。メダルを獲得できず悔しいですがこの悔しさをバネに今後も頑張っていきたいと思います。
〈男子部長〉
9人というとても少ない人数の中最初はうまくリズムを作ることができず、連敗が続き今後勝てるか、正直不安でした。そこで勝つためにはどうしたら良いのか、2年生を始めとして1年生からも素直な意見を取り入れ、フォーメンションを変更したり攻撃を増やしたりするなど様々な工夫をしました。そうすることでだんだんと手応えのある試合が増え、勝つこともできました。勝つことができたのは様々な工夫しただけでなく、たくさんの方の応援があったおかげです。メダルは手に入らなかったけど、僕たちはメダル以上のものを手に入れることができたと思います。来年もACSISはあるので僕たちが達成できなかった「メダル獲得」を達成してほしいです。
【試合結果】
●男子チーム Division1 5位/8チーム
●女子チーム Division1 4位/8チーム
5月28日に男子バレーボール部、女子バレーボール部ともにUnited World College Southeast Asia – Dover Campus(以下UWCD)にて引退試合を行いました。
強豪インター校UWCDのDivison1チームと試合をした結果、男子は2-3、女子は0-3と残念ながら負けてしまいましたがどのゲーム内容も素晴らしいものでした。男子は相手の強い攻撃にも恐れることなく、全員で足を動かしてコートを守り、攻めの姿勢も忘れることがありませんでした。
女子も一生懸命にボールをつなぎ、仲間に声をかけ続け、1本でも多く拾い、1点でも多く点数を取ろうとする姿勢は堂々たるものでした。
3年生のバレーボールに対する想い、これまで練習してきたことを最大限に発揮しようする姿は周りで応援していた後輩に確実に伝わっていました。
これまでに身体的にも精神的にも辛い場面があったものの仲間と支え合うことで弱音を吐くことなく頑張ってきた3年生は、部活動を通して学んだことを今後の進路や人生に生かしていくことと想います。
今まで温かい声援を送ってくださった保護者の皆様ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
(26期バレーボール部男子部長より)
男子は昨年度のACSIS リーグ戦において、Devision2で全勝優勝したこともあったため、引退試合では公式戦で戦ったことのないレベルの高いDevision1のチームと対戦しました。序盤は敵地という空気と緊張でミスを重ね、2セットを取られてしまいました。しかし、粘り強い早稲渋はサーブなどを中心に得点を重ねて行き3,4セットを取り返します。迎えたファイナルセット、久しぶりの試合で疲れが見え始め思うように体が動かず16-14で敗れてしまいました。しかし、三年生は誰一人として悔しい顔をする人はいませんでした。引退にふさわしい接戦を入学当初から頑張って来たチームメイトと戦い抜くことができて、ほんとに嬉しく思いました。また、試合ができることへの感謝を忘れずにこの貴重な経験を活かしたいです。
(26期バレーボール部女子部長より)
引退試合で私たち三年生はこれまで積み上げて、作ってきた自分たちのバレーをすることが出来ました。先輩が引退してリーグ戦に向けた練習が始まり、もちろん大変なことともありました。しかし、みんなで話し合いながらひとつひとつ解決してきました。引退試合はその仲間と出られる最後の対外試合ということで緊張もありましたが、何より楽しむことが出来たと思います。一人一人がそれぞれの課題を考え、ベストを尽くそうと努力出来る所が私たちのチームの良い所です。その様子が引退試合では随所に感じられ、1年生の時の私たちのことを思い出すと本当に成長を感じることが出来ました。