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大学進学・就職 本校卒業後の進学データ、卒業生の「今」をご紹介します。

大学進学結果

卒業生の今

世界各国で活躍する卒業生の「今」をご紹介します。(ご職業等は公開日時点におけるご本人提供情報です)

  • 2024.10.07

    加藤 史矩(2007年3月卒業・14期)

    早稲田大学法学部からロースクールを経て、弁護士(日本・ニューヨーク州)に。シンガポールにある法律事務所に勤務。

    シンガポールを中心にアジアで展開する日系企業の企業活動を、法的側面からサポート。

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  • 2024.10.07

    景山 潮(2008年3月卒業・15期)

    東京大学工学部からNHK(日本放送協会)。ディレクターとして、Eテレで子供番組や多様性をテーマにした番組を制作。

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  • 2024.10.07

    須貝 京佳(2017年3月卒業・24期)

    早稲田大学法学部へ進学。在学中、北京大学国際関係学院に留学しダブルディグリーを取得。卒業後、キリンホールディングス株式会社勤務。

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  • 2024.10.07

    中口 理菜(2015年3月卒業・22期)

    早稲田大学スポーツ科学部に進学。卒業後、全日本空輸株式会社。現在日本貿易振興機構(JETRO)に出向中。

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2024.10.07法制度が異なる弁護士とのチームワークはシンガポールならでは。

加藤 史矩(2007年3月卒業・14期)

早稲田大学法学部からロースクールを経て、弁護士(日本・ニューヨーク州)に。シンガポールにある法律事務所に勤務。

シンガポールを中心にアジアで展開する日系企業の企業活動を、法的側面からサポート。

日系企業の活動を法的にサポート

現在私は、シンガポールに所在する日系の大手法律事務所で働いています。シンガポールを中心にアジアで展開する日系企業の企業活動を、法的側面からサポートしています。業務内容は多岐に渡りますが、アジア諸国に展開する日系企業が手掛ける不動産投資開発やM&A、訴訟・リスクマネジメント業務などに携わっています。文化・慣習、法制度が異なる各国の弁護士と連携しつつ案件を進めるのは、骨の折れることもありますが、まとまったときの達成感は大きいものがあります。

シンガポールでの高校時代を経て、今ここで働ける喜びを実感

高校時代は文武両道に憧れ、星蘭祭、体育祭、球技大会、百人一首大会、マラソン大会など、どの行事も全力で取り組みました。高校時代に培った経験、切磋琢磨し合った友人、根性論を叩き込んでくれた恩師のおかげで、今の自分の基礎が作り上げられたなと感じています。シンガポールで過ごした高校生活が充実していたからこそ、いつかは戻ってきて働きたいと考えていたこともあり、今シンガポールで働けることをとても嬉しく思っています。

2024.10.07ディレクターの醍醐味は「起点に自分がいること」

景山 潮(2008年3月卒業・15期)

東京大学工学部からNHK(日本放送協会)。ディレクターとして、Eテレで子供番組や多様性をテーマにした番組を制作。

世の中を驚かせる仕事がしたくて

ディレクターは「見てみたいなぁ」を“企画にする”仕事です。面白いと思ったことを、プロフェッショナルの手を借りて番組という形にしていきます。心に残るシーンを記録するカメラマン、現場を盛り上げる芸能人、話を組み立てる編集マン、音楽でグッと引き締める音響マン・・・等、1つの番組に数十人が関わることもあります。

「自分の番組で世の中を驚かせたい」そんな思いで私はディレクターになりましたが、実際には“自分ひとりで作る番組”は存在しません。けれども“自分の企画”はありました。『最初に自分がこの企画を書かなければ、この世に存在しなかった番組がある』というのが、ディレクターの醍醐味だと感じています。

学祭で思い知ったチームの本気(マジ)

早生渋時代、星蘭祭で企画した『忍者屋敷』は良い思い出です。吹き矢や謎解きなどミニゲームのアトラクションで、私はリーダーとして「人気投票で1位を取りたい」とクラスメイトに話していました。その時、誰かが「客に悔しい思いをさせてリピーターにする」という“身も蓋もない作戦”を生み出したのです。高難易度で初見殺しのゲームを用意し、制限時間を短くして回転率を上げ、ゲームの点数ランキングを掲示して射幸心を煽るという徹底っぷり。今思うとやりすぎたなぁと。チームでのめり込むことの楽しさと恐ろしさを知りました。

2024.10.07早生渋での経験が元になった「心躍る選択」というポリシー

須貝 京佳(2017年3月卒業・24期)

早稲田大学法学部へ進学。在学中、北京大学国際関係学院に留学しダブルディグリーを取得。卒業後、キリンホールディングス株式会社勤務。

世界中でブランドのファンを作るという仕事

現在私は、量販企業向けに「午後の紅茶」など飲料販売計画のご提案、企業の売上げアップを目指したご提案など、「キリンブランドのファンづくり」をしていく仕事をしております。自社商品を手に取ってくださるお客様を見るたびに、様々な方に商品を届ける喜びを感じられる仕事です。

シンガポールや大学で中国留学を経験した中で、自分が行ったことがない所でも、日本メーカーの商品を手に取れることに感動し、世界中に自分の携わった商品を届けたい、日本の商品を広げたいと思うようになり、今の仕事が拓けました。

好奇心を抱く方へと全力で進み続ける

社会人となった今も、“心が躍る選択をするところ”は、早生渋で高校時代を過ごしたときに培った自身の長所だと感じております。海外での寮生活、アルティメットフリスビー部での部活動、国際交流委員会を通じてシンガポール現地学生と交流できたことなど、どれを切り取っても刺激的でワクワクする体験ばかり!慣れない苦労もありましたが、周りの方のサポートもあり、シンガポールで自らが好奇心を抱く方へと全力で進み続けることができました。この経験が、今でも私自身の原動力になっています。

2024.10.07日本の魅力を海外に発信する一助に。

中口 理菜(2015年3月卒業・22期)

早稲田大学スポーツ科学部に進学。卒業後、全日本空輸株式会社。現在日本貿易振興機構(JETRO)に出向中。

夢は日本と海外の架け橋

現在の職場では、日本の食/食文化の海外向けプロモーションや、ライフスタイル分野(デザイン・日用品、化粧品、ファッション等)を扱う日系企業の海外展開支援を行っています。幼少期からの海外生活や、国際的な環境で働く父の姿に影響を受け、将来は海外との関わりが深い環境で、人や文化、技術を通して日本と海外を繋ぐ仕事に就きたいと思っていたため、日本の魅力を海外に発信する一助を担うという今の仕事に、大きなやりがいを感じています。なかでも昨年は、日本の食文化をシンガポールの若者に伝えるイベントを、母校早稲渋で開催することができ、社会人となった今、仕事で早稲渋と関わりを持てたことは大変光栄でした。

多様な文化や考えに触れた早生渋での日々

早稲渋での3年間は、私の人生の中で最も刺激的で充実していた期間といっても過言ではありません。体育祭や星蘭祭、部活動での思い出も沢山ありますが、なかでも異文化交流行事で多様な文化や考えに触れることができたのは大変貴重な経験でした。毎日が楽しく、刺激的で充実していた早稲渋での日々は永遠に私の宝物です。