第1学年は、2月9日(木)・10日(金)の1泊2日の日程で、マレーシアのマラッカ州およびジョホール州で研修旅行を実施しました。
初日は、世界文化遺産に登録されているマラッカへ移動しました。マラッカは、オランダやポルトガル、イギリスの文化とマレーシア、中国の文化が溶け合った街です。マラッカ到着後、川辺のホテルでポルトガル料理を中心とした昼食をいただき、午後から班別行動自主研修を行いました。生徒たちは「サンチャゴ砦」や「セント・ポール教会」などシンガポールでは見られない建築物を見学し、マラッカの独創性や融合性にたいへん魅了されました。移動した宿泊先のホテルでは、夕食後に研修旅行委員が企画・運営を担当したレクリエーションが催されました。各クラスのダンス発表や全員参加型のゲームを行い、会場は大いに盛りあがりました。レクリエーションを通して友達の違った一面を見ることができ、お互いの親睦を深めることができました。
2日目は、ジョホール州郊外にあるアヤヒタム村でマレーシアの生活と文化を体験するホームビジットを行いました。訪問したご家庭で簡単な自己紹介を行い、準備していただいた民族衣装に着替え、マレースタイルの昼食をいただきました。右手のみでの食事に難しさを感じていましたが、普段とは違う味付けされたマレー料理を堪能しました。昼食後は、マレーシアの伝統的なゲーム「チョンカ」に挑戦したり、多くの方に親しまれている「カレーパフ」を作ったりと、様々な経験を積むことができました。
1泊2日という短い期間でしたが、マラッカの歴史、そしてマレーシアの文化について多くを学び、たくさんの人たちと交流を深めることができた研修旅行となりました。