2019年1月19日(土)、本校主催のスピーチコンテスト決勝を開催しました。
本校1、2年生全員の中から予選、準決勝を勝ち抜いた7名のファイナリストが大勢の観客を前に、それぞれ個性あふれる英語でのスピーチを披露しました。なお、決勝のスピーチは以下の通りです。
・ 2年 高橋佳子さん | (シンガポール日本人学校) | “My Ideal Home" |
・ 2年 田村奈桜子さん | (シンガポール日本人学校) | “The Reason Why I'm Growing My Hair" |
・ 2年 北村侑里さん | (インター校シンガポール) | “A Single Question About a Lunchbox" |
・ 2年 白木志弥君 | (バンコク日本人学校) | “About Racism" |
・ 1年 福地倖大君 | (シンガポール日本人学校) | “My Dream" |
・ 2年 橋田英樹君 | (インター校マニラ) | “The Singapore I Discovered" |
・ 2年 酒井道武君 | (シンガポール日本人学校) | “A Tool to Connect People" |
今年度も、以前から交流をさせて頂いているシンガポール教育省語学センターやSingapore Polytechnic、また今年はNgee Ann Polytechnicからも参加していただき、約70名の方々に本校生徒と共に、演説者の応援をして頂きました。
審査の結果、見事受賞を果たしたスピーチは以下の通りです。
Best Speech (第1位) | 橋田英樹君 | “The Singapore I Discovered" |
Runner-Up (第2位) | 北村侑里さん | “A Single Question About a Lunchbox" |
Honorable Mention (特別賞) | 高橋佳子さん | “My Ideal Home" |
どのスピーチもレベルが高く、誰が受賞するかも予想がつかない接戦となりました。見事Best Speechに輝いたスピーチ“The Singapore I Discovered"は、53年を迎えるシンガポールが歩んできた歴史、そして今後の発展について考える機会を与えてくれるスピーチでした。そして、Runner-Upに輝いたスピーチ“A Single Question About a Lunchbox"は、身近にあるお弁当箱を通して、多文化の重要性を再認識させてくれたスピーチでした。また、Honorable Mentionを受賞したスピーチ“My Ideal Home"は、将来どのような家庭を築きたいのか、ユーモアを交えながら夢を共有してくれたスピーチでした。
その後、現地校のゲストスピーカーの方にスピーチを披露して頂きました。生まれながらに持った病気に決して負けることなく、多くの困難に立ち向かい、前向きに生きるという内容でした。一つひとつの言葉に深いメッセージがあり、多くの生徒が感銘を受けたスピーチでした。
ゲストによるスピーチの後、今年度も国際交流委員恒例の交流会企画がおこなわれました。早稲渋生と現地の学生との混合6人のグループを作り、スライドに次々と出てくるシンガポールや日本の歴史や文化にまつわるクイズが出題されました。スピーチを真剣に聴いていた雰囲気とは違い、クイズに正解しようと、本校生徒と現地の学生がお互いに協力する姿が見られ、大いに盛り上がる時間となりました。
今年も、シンガポール現地校でかつて校長先生をされていた、英語を教えた経験もあるToh先生に審査員として加わっていただきました。講評では、いくつか心に残るスピーチに触れ、賞賛のお言葉をいただきました。また、これまで準備から準決勝、そして決勝まで、運営を行ってきた国際交流委員にも温かいメッセージをいただきました。委員一丸となり、スライドや投票用紙の作成、交流企画や会場の装飾など、よりたくさんの来場者の方に喜んでいただけるように工夫を凝らした成果が出たイベントとなりました。
現地校の先生方ならびに現地校の学生、生徒の皆様、そして見学に来てくださった保護者の皆様、ご来校頂きありがとうございました。来年度も早稲田渋谷スピーチコンテストへの参加をお待ちしております。