2025.08.06 SEA活動レポート第一弾 施設訪問に行ってきました(1学年)

SEA活動レポート第一弾 施設訪問に行ってきました(1学年)

 

SEA(Singapore Exploration Activity)は、本校が実施するシンガポールならではの校外学習プログラムです。企業訪問・施設訪問・ボランティア活動・現地校入学体験の4つのカテゴリーがあり、生徒は希望に応じて参加します。今学期は1年生が施設訪問、2・3年生がその他の活動に取り組みました。7月に実施された活動を、カテゴリーごとに紹介していきます。

 

【施設訪問① Urban Farm】
Urban Farm(都市農業)は都市部での食料生産の取り組みです。今回訪問した施設は屋内型で、最新の技術を使って野菜や植物を育てています。前半は農業の現状や課題について担当者からレクチャーを受け、後半は実際の栽培施設を見学。生徒たちは、限られた国土で自給率向上を目指すシンガポールの工夫に興味をもち、未来の食について考える貴重な体験となりました。

 

 

【施設訪問② プラナカン博物館】
プラナカン博物館では、独自の文化をもつ「プラナカン」について学びました。生徒たちは、華やかな婚礼衣装や装飾品、暮らしの道具などを見学し、文化的背景への理解を深めました。ワークシートに取り組みながら説明を聞く姿が印象的で、見学後はグループで振り返りを行い、学びをポスターにまとめました。地域文化への関心を高めるよい機会となりました。

 

 

【施設訪問③ Former Ford Factory】
Former Ford Factoryは、戦時中に日本軍とイギリス軍の会談が行われた歴史的施設です。事前学習で背景を学んだうえで訪問し、英語ガイドの案内のもと展示を見学しました。日本占領下のシンガポールや住民の生活、戦後復興の様子までを学び、生徒たちは日本とシンガポールの関係について深く考える時間を持つことができました。

 

 

【施設訪問④ Pulau Ubin森林清掃ツアー】
Pulau Ubinでは、約2kmの林道を歩きながらごみ拾いを行い、自然と向き合う体験をしました。英語による専門ガイドの解説では、生態系の大切さや環境問題との関係について学びました。清掃を通じて自然の尊さを実感した生徒たちにとって、環境保護への意識を高めるきっかけとなる活動となりました