7月10日(水)の4限の地歴公民科教科特論「ナシレマあたためますか」の時間に、ウェストコーストマーケットのウェットマーケット見学&ドリアンの試食に行ってきました。
普段はシンガポールに関する文献を読み、議論をすることを通じて、シンガポールにおける社会問題や政府の取組みついて学んだり、日本をはじめとする他国と比較したりすることを通じてシンガポール理解を深めています。また、シンガポールの食文化について学んだり、シンガポールを題材にしたゲームをしたりすることによって、シンガポールの人びとの生活の一端に触れています。
今回は、ウェットマーケットやローカルの小売店を見学することによって、普段生徒が遊ぶ大都市シンガポールとは別の側面について触れる機会をつくりました。日本ではあまり見られない形式の店の様子や価格の安さに驚き、その雰囲気を楽しむ生徒もいましたし、普段親と一緒に来てウェットマーケットはなじみ深い場所だという生徒もいました。また、ホーカーに併設されたトイレの制度と他国の公衆トイレの比較の話も話題にのぼりました。その後、ドリアンを試食しましたが、思ったより美味しい、南国のフルーツの香りがする、とドリアンが好きになる生徒がいる一方で、好きになれないと顔をしかめる生徒もいました。
なかなか生徒が飛び込めないローカルに密着した生活空間に飛び込むことによって、よりシンガポールへの関心が深まる機会となりました。