4月26日(金)、全校生徒・教職員による避難訓練を行いました。昨年度は校内での初期消火が不可能であるというシナリオで、校外にあるClementi Woods Parkに避難する訓練を行いましたが、今年度は校内消防団(CERT)による初期消火が可能というシナリオで、生徒・教職員は体育館に避難しました。350人近い大人数での避難にもかかわらず、個々の意識の高さから、安全で速やかな避難を行うことができました。
また、体育館に避難した後は、専門業者の指導のもとで、消火器の使用訓練を行いました。実際に目にする火は想像よりも熱く、恐ろしいものでしたが、万が一の場合に自分たちの命を守れるように、消火器の使用方法を正しく教えていただきました。最初は怖がっていた生徒たちも、上手く消火器で消火に成功すると、自信が出てきた様子が見られました。この自信を慢心に変えることなく、もし火災に遭遇した場合は、各自が適切な対応をとれるよう心がけてもらいたいです。実際に消火訓練を行ったことで、改めて火災の恐ろしさと身を守る方法を学ぶ大切な機会となりました。
本校では毎年様々なシナリオで避難訓練を行っており、1学期末には寮生活中の火災に備えた訓練を予定しています。何よりも大切な生徒たちの命を守れるよう、日頃から適切な訓練や避難経路の徹底を行って参ります。