2020.01.21 2019年度 スピーチコンテスト決勝

2020年1月18日(土)、本校主催のスピーチコンテスト決勝を開催しました。

本校1、2年生全員の中から予選、準決勝を勝ち抜いた7名のファイナリストが大勢の観客を前に、それぞれ個性あふれる英語でのスピーチを披露しました。

なお、決勝のスピーチは以下の通りです。

 

2年 入江雄輝くん (インター校インド) 

“Diverse Cultures”

1年 サイエッドハディヤさん (香港日本人学校)  

“Feminism”

2年 中村真護くん (シンガポール日本人学校) 

“Teaching Grandpa How to Use Skype”

2年 関原さくらさん (ジャカルタ日本人学校)

“When Nothing Goes Right, Go Left.”

2年 中村澪さん (日本) 

“Smartphones” 

2年 砂川陽太くん (マニラ日本人学校) 

“Strange Japanese Culture”

2年 鉾立アイラさん (インター校シンガポール) 

“The Colourful Dinner Table”

 

今年度も以前から交流をさせて頂いているシンガポール教育省語学センターやSingapore Polytechnic、また昨年度より参加していただいているNgee Ann Polytechnicからも多くの生徒に参加していただき、約110名の方々に本校生徒と共に、演説者の応援をして頂きました。

 

審査の結果、見事受賞を果たしたスピーチは以下の通りです。

Best Speech

砂川陽太くん “Strange Japanese Culture”

Runner-Up

鉾立アイラさん “The Colourful Dinner Table”

Honorable Mention

サイエッドハディヤさん “Feminism”

 

どのスピーチもレベルが高く、誰が受賞するかも予想がつかない接戦となりました。

 

見事Best Speechに輝いたスピーチ“Strange Japanese Culture”は、自国の文化がその国以外では異なったものになっていることもあるが、それも受け入れていくことが大切だと教えてくれたスピーチでした。そして、Runner-Upに輝いたスピーチ“The Colourful Dinner Table”は、国際色豊かな食卓で繰り広げられる会話を通して、諦めずにコミュニケーションをとっていくことの重要性を再認識させてくれたスピーチでした。また、Honorable Mentionを受賞したスピーチ“Feminism”は不平等な扱いを受けている多くの女性も平等な社会で暮らせるように私たちに何ができるのかを考える機会となったスピーチでした。

 

その後、現地校のゲストスピーカーの方にスピーチを披露して頂きました。「学校で習ったこと」と題してユーモアを交えながら「学校生活では勉強だけではなく与えられている機会を十分に活用しよう」とこれまでの生活を再度振り返させられる内容となりました。一つひとつの言葉にメッセージがあり、多くの生徒が感銘を受けたスピーチでした。

 

ゲストによるスピーチの後、今年度も国際交流委員恒例の交流会企画がおこなわれました。早稲渋生と現地の学生との混合6人のグループを作り、スライドに次々とシンガポールや日本の歴史や文化にまつわるクイズが出題されました。スピーチを真剣に聴いていた雰囲気とは異なり、正解を導こうと本校生徒と現地の学生がお互いに協力する姿が見られ、大いに盛り上がる時間となりました。

 

今年も、シンガポール現地校でかつて校長先生をされていた、英語を教えた経験もあるToh先生に審査員として加わっていただきました。講評では、いくつか心に残るスピーチに触れ、賞賛のお言葉をいただきました。また、これまで準備から準決勝、そして決勝まで、運営を行ってきた国際交流委員にも温かいメッセージをいただきました。委員一丸となり、スライドや投票用紙の作成、交流企画など、よりたくさんの来場者の方に喜んでいただけるように工夫を凝らした成果が出たイベントとなりました。

 

現地校の先生方ならびに現地校の学生、生徒の皆様、そして見学に来てくださった保護者の皆様、ご来校頂きありがとうございました。来年度も早稲田渋谷スピーチコンテストへの参加をお待ちしております。