2025/01/24 本校主催「高校生会議ISF」を開催しました!

 1月18日(土)、本校にて International Student Forum (ISF) を開催いたしました。

 ISFは、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」に関連するシンガポールや日本の社会課題について探究活動を行い、シンガポールと日本の高校生を招待して地球規模の問題を考え、英語で議論することを目的とした国際教育活動の一環です。
 今年度は、本校から63名の生徒が参加し、31チームに分かれて1年間にわたる探究活動を実施しました。そして探究活動と並行しながら、2年生のアンバサダー生徒を中心にISF当日に向けて準備を重ねました。当日は、日本の仙台城南高等学校、横浜市立南高校、早稲田高等学院の3校から55名、シンガポールからローカル校の生徒64名をお招きし、総勢182名が参加する大規模な国際交流イベントとなりました。午前中はポスタープレゼンテーションが行われ、各チームが探究の成果を英語で発表。午後には、午前中のテーマについて、少人数グループでのディスカッションを通じて多様な視点で意見を交わし、議論をさらに発展させました。

 

 1月17日(金)には、早朝にチャンギ国際空港に到着した日本からの招待校生をお迎えし、午前中はマリーナベイサンズやガーデンバイザベイなどのマリーナエリアを散策しました。午後にはSingapore Institute of Managementを訪問し、大学のコースや学びの仕組みについて説明を受けた後、キャンパスツアーを実施しました。

 

 ISF終了後の1月18日(土)の夕方には、早稲渋生、日本の招待校生、シンガポールローカル校の生徒たちがホーカーディナーを楽しみ、ガーデンバイザベイのライトアップショーを鑑賞しました。

 

 そして、1月19日(日)は、早稲渋生やローカル校の生徒の案内のもと、日本からの生徒たちをシンガポールツアーに連れ出しました。ガイドブックには載っていないような地元住民しか知らないスポットを訪れ、交流を深めながらシンガポールの魅力を存分に体験していただきました。

 

 今回のISFを通じて、本校の生徒たちは英語でのプレゼンテーション能力やディスカッションスキルを大きく向上させただけでなく、異文化間で意見を交換することの重要性や、SDGsに基づいた課題解決の困難さを実感しました。特に、シンガポールの参加者から得た具体的な事例や視点は、日本の社会課題を新たな視点で考えるきっかけとなり、生徒たちにとって大変刺激的な学びの場となりました。

 今後もこのような活動を通じて、グローバルな視野を広げる教育を推進してまいります。