企画一週間前の12日(火)に事前学習を行いました。
プラナカンについて知っていることをお互い共有した後、プラナカンとは何か、プラナカン形成の歴史、プラナカンが近年注目を集め、再評価されていることの意味とは何かということについて講義を受けました。
19日当日は、カトン地区にあるプラナカンショップ金珠(Kim Choo)のEdmond Wongさんにお越し頂き、プラナカン文化についてレクチャーしていただきました。
プラナカン文化の事例をいくつか挙げていただき、それらが、東南アジアにおいて古くから交易が活発に行われたことで様々な文化が融合して成立したものであることを説明していただきました。
次に調理室でプラナカン菓子の一つ、Onde Ondeを作りました。
生徒たちはパームシュガーを、もち米・タピオカ粉・パンダンを混ぜた生地で包んで茹で、ココナッツパウダーをまぶす工程を実践しました。
最初はどんな味かなと疑問を持っていた生徒たちでしたが、食べてみると「美味しい」という声が上がりました。
実際に自分たちで作ってみることによって、プラナカンの食事をより身近に感じられたようです。東南アジアの歴史と多文化融合性を体現したプラナカン文化に触れることで大変充実した時間を過ごすことができました。