2019/01/22 2018年度 タイプーサム見学を実施しました

1月21日(月)放課後、1・2年生28名がタイプーサム(Thaipusam)の見学企画に参加しました。ヒンドゥー教の伝統的なお祭りであるタイプーサムは、発祥の地インドでは既に実施されていない行事で、現在行われている場所はシンガポールとマレーシアのみというとても貴重な宗教行事です。

 

参加生徒は予め講師の方から課せられた「杖の意味やムルガンについて」調べ学習を行い事前学習に臨みました。講師の方からは、タイプーサムの語源、シンガポールでの歴史、そして信者の方が行進で使うカバディやミルクがどのような意味を持っているのか、などについて一つひとつ丁寧な説明を聴き、タイプーサムへの理解を深めました。

 

タイプーサム実施日には、行進の出発地点であるスリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院を訪問しました。信者の体に針を刺す様子、重いカバディを運んでいる様子、そして家族や友人が音楽を用いて信者の方を支えている様子などを見学しました。中にはその光景を見て驚いている生徒もいましたが、タイプーサムに対する信者の方の真剣な姿を目にし、ヒンドゥー教信者の信仰心の強さを感じるとることができ、たいへん貴重な経験になりました。